第48回電気化学講習会 電池研究開発に必ず役立つ理論とその考え方・使い方

主催 : 電気化学会関西支部

日 時

2018年11月13日(火)・14日(水)10:00~17:00

場 所

キャンパスプラザ京都
(京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939)

テーマ・主題

蓄電池の研究開発では電気化学が基礎になりますが、実際は有機電解液、最近注目の全固体系であったり、教科書の基本をなす水系電解液と異なるため、対象にしている電池系に電気化学理論をどう使えばいいか、戸惑う方が多いようです。他にも希薄溶液中心の教科書に対し、濃厚溶液の実電池、また、静的な単極議論の教科書に対し、動的な一対の電極の実電池など、ギャップが非常に多いように思えます。本講習会では、このような教科書理論と実電池系の誰もが感じるギャップを解消すべく、電池研究開発に真に役立つ考え方と情報を提供します。学生や研究開発ビギナーにお役に立つことはもちろん、習熟者にとっても意外な発見があること請け合いです。皆様の参加をお待ちしております。

  • プログラム
    1. 第1日 11月13日(火)

    2. 電極電位をどう考えるか?(産総研関西センター)城間純
    3. 電池の電位の考え方(大阪市大)有吉欽吾
    4. サイクリックボルタンメトリー基礎と応用(京都大)宮崎晃平
    5. 交流法基礎(大阪大) 桑畑 進
    6. 電池で使う交流法(パナソニック(株)) 武野光弘
    7. 第2日 11月14日(水)

    8. 電解液の基礎(神戸大) 水畑 穣
    9. 電池の電解液の考え方(東京大) 山田裕貴
    10. 電気二重層の基礎と電池の界面(京都大) 福塚友和
    11. 全固体電池の固体/固体界面の考え方(名古屋大)入山恭寿
    12. 総合質問コーナー  司会(京都大)安部武志
  • 参加費
    会員(法人・協賛学協会会員を含む):20,000円、
    学生会員(協賛学協会会員を含む):3,000円、
    学生非会員:5,000円、
    会 員 外:30,000円、
    テキストのみ:5,000円
  • 問合せ・申込先
    〒564-8680大阪府吹田市山手町3-3-35
    関西大学 化学生命工学部 化学・物質工学科内
    公益社団法人 電気化学会関西支部 事務局 荒地 良典
    Tel: 06-6368-0952  Fax: 06-6368-0952
    E-mail: ecsj_kansai@cm.kansai-u.ac.jp
    URL: http://kansai.electrochem.jp/koushu.html