第57回電気化学セミナー 蓄電池の今後の展開とビジネスチャンス

主催 本会関西支部

日 時

平成29年7月3日(月)~4日(火)10:00~18:00

場 所

京都教育文化センター ホール (京都市左京区聖護院川原町4-13)

テーマ・主題

リチウムイオン電池を代表とする蓄電池は、携帯用電子機器のエネルギー媒体として普及し、近年では、電気自動車への移動用電源として、世界中で需要が伸び続けています。その一方で、自然エネルギーの電力貯蔵や非常用電源などの用途として、定置用蓄電池のニーズも高まりつつあります。このような幅広い蓄電池の用途ごとに、それぞれ求められる性能や、開発要素は異なり、新たなビジネスチャンスが潜んでいます。蓄電池を対象にしたビジネスチャンスを見出すヒントとして、蓄電池事業の第一線で活躍されている講師をお迎えし、それぞれの電池系の原理と、今後の展開に必要な開発の考え方に基づく要素技術について詳しく解説いただきます。多数のご参加をお待ちしております。

  • プログラム
    1. 第1日 7月3日(月)

    2. 次世代型蓄電池の開発をビジネスへ展開するために(仮) 首都大学東京 金村 聖志
    3. 日産自動車における電気自動車の開発とその新たな価値(仮) 日産自動車 新田 芳明
    4. 次世代型車載用蓄電池の絵姿とその開発(仮) 日立製作所 牧野 茂樹
    5. 車載用蓄電池の安全性評価の考え方(仮) 日本自動車研究所 高橋 昌志
    6. 電力貯蔵用レドックスフロー電池の現状と新しい展開(仮) 住友電工 重松 敏夫
    7. 低炭素社会実現に向けた、大型蓄電池から電気自動車・家庭用蓄電池システムの活用 電力中央研究所 池谷 知彦
    8. 第2日 7月4日(火)

    9. 海外における蓄電池開発動向(仮) NEDO 西 順也
    10. 全固体型電池の車載用への展開と将来の姿 トヨタ自動車 小谷 幸成
    11. 建設機械における蓄電デバイスの導入事例と今後の方向性について コマツO 深澤 敏彦
    12. エネルギーネットワーク、大型蓄電システムの評価(仮) 産業技術総合研究所 大谷 謙仁
    13. HEV用ニッケル水素電池のリユース実用化のための技術開発 プライムアースEVエネジー 伊藤 慎一郎
    14. 宇宙用リチウムイオン電池の国際標準化と将来像(仮) 三菱電機 吉岡 省二
  • 参加費
    • 会員(法人・協賛学協会員を含む):20,000円
    • 学生会員(協賛学協会を含む):3,000円
    • 学生非会員:5,000円(消費税込)
    • 会員外:30,000円(消費税込)
    • テキストのみ:5,000円(消費税、送料込)
  • 問合せ・申込先
    可能な限りホームページ(http://kansai.electrochem.jp/seminar.html)にある「申込み用文面」をご利用の上、電子メールにてお申込みください。
    〒525-8577 滋賀県草津市野路東1丁目1-1  立命館大学生命科学部応用化学科 無機電気化学研究室内
    公益社団法人 電気化学会関西支部 事務局 折笠 有基
    Tel: 077-561-4698  Fax: 077-561-4698
    E-mail: ecsj_kansai@www.uchimoto.jinkan.kyoto-u.ac.jp
    URL: http://kansai.electrochem.jp/seminar.html