【関東支部】2020年関東支部セミナー『一日でわかる全固体電池』

主催 公益社団法人電気化学会 関東支部
日時 2020年12月11日(金)~17日(木)
場所 オンライン開催(1週間on demandで動画を見ることができます)

平素より電気化学会の運営にご協力を賜り、こころより感謝申し上げます。
関東支部では時代の推移と変化を意識しつつ、近年高い期待が寄せられている電池である全固体電池をメインテーマとした講演会として、『一日でわかる全固体電池』を企画しました。
オンラインで開催しますので、各支部の皆様にもご参加いただければ幸甚に存じます。
以下の情報をご確認の上、関東支部のホームページよりお申込みください。

内容

蓄電池への期待が日々高まる中で、そのエネルギー密度、安全性の課題を本質的に改善する電池系として、従来揮発性を持つ有機電解液等が用いられている電解質層を固体に置き換えた、いわゆる全固体電池が近年注目されています。固体電解質の中にも、無機系・有機系等のカテゴリーがあり、また通常の液系電池と異なる製造プロセス(固体-固体接合)や固体ならではの分析技術が重要になります。本セミナーは、この全固体電池に興味がある、あるいはこれから研究を始めようとしている企業研究・開発者や学生から、既に先端研究に取り組む研究者までを対象とし、理解を深める機会となれば幸いです。

対象者

全固体電池をはじめとした先端電池系に興味のある方(専門家・非専門家は問いません)

プログラム(質問には後日回答いたします)
  • 酸化物系固体電解質を用いた全固体電池の開発
    高田 和典 氏(物質・材料研究機構)(60分)
  • 硫化物系固体電解質を用いた全固体電池の開発
    菅野 了次 氏(東京工業大学)(60分)
  • 無機系全固体電池の実用化に向けて
    永峰 政幸 氏(村田製作所)(60分)
  • 無機系全固体電池の界面接合技術
    小林 剛 氏(電力中央研究所)(60分)
  • 有機系高分子を用いた全固体電池の現状、及びその可能性
    関 志朗 氏(工学院大学)(60分)
  • 高度分析技術を基にした全固体電池の開発設計指針
    山本 和生 氏(ファインセラミックスセンター)(60分)
参加費(消費税込み)

個人会員 8,000円(協賛学協会員を含む)、法人会員 12,000円(協賛学協会員を含む)、非会員 20,000円、学生 1,000円(会員、非会員問わず)

申込締切日

2020年11月30日(月)

申込先・連絡先

関東支部のホームページよりお申し込み下さい。
電気化学会 関東支部 事務局
〒221–8686 神奈川県横浜市神奈川区六角橋 3–27–1
神奈川大学 工学部 物質生命化学科 松本研究室内
TEL:080-7165-6632
E-mail:kanto@electrochem.jp