本会会員 吉野彰氏 に名誉会員証が授与されました

 去る11月14日、第60回電池討論会(本会電池技術委員会主催)の席において、2019年ノーベル化学賞の受賞が決定した本会会員吉野彰氏に名誉会員証が授与されました。本会名誉会員は本会の目的に関し顕著な功労のあった個人会員に贈られるものであり、ノーベル化学賞受賞者としては白川英樹氏(2000年ノーベル化学賞受賞者・2001年4月授与) に続き2人目の授与となります。当日は名誉会員証授与式に先立ち、電池討論会参加者で満席となった会場でノーベル化学賞受賞記念講演をされ、リチウムイオン電池開発に関わる経緯とこれからの展開に関する期待を述べられました。授与式では本会田中淳会長から「学会事業の発展に貢献されると共に学術領域においては弛みない研究を続けられリチウムイオン電池の開発において卓越した成果を上げ2019年ノーベル化学賞を受賞された」旨の受賞理由により名誉会員証が授与されました。吉野氏は続く電池技術委員会表彰式においても特別賞を授与されております。今後の吉野氏の益々のご活躍を祈念いたします。