電気化学会 Electrochemistry誌第65回論文特集号のご案内

フッ素化学・材料と電気化学

Fluorine Chemistry and Materials for Electrochemistry

2020年 7月2日

公益社団法人電気化学会  Electrochemistry 編集委員会

フッ素化学は電気化学の発展と共にあったと言っても過言ではないほど関連の深い分野ですフッ素の単離, 電解技術におけるフッ素化合物の合成, また融剤としての利用に始まり, 無機, 有機, 高分子各分野においても長年にわたって電気化学はその発展に貢献してきましたその流れは, 近年でもフッ素をキャリアとする電池の開発, 複合アニオン材料への応用, 有機電解による新規含フッ素化合物の合成、含フッ素イオン液体としての利用, 有機高分子を用いた誘電デバイスへの応用等, この数十年の間でも極めて多くの電気化学者に活用されています.Electrochemistry誌においてもフッ素をキーワードとする記事は過去20年で100を越えており, 多くの読者の関心を呼んでいます

 第65回論文特集は前回の「炭素」に引き続き、電気化学と関係の深い「フッ素」を取り上げることになりました今回, 論文特集としては始めての協賛事業として企画し, 電気化学会外のフッ素を取り扱う諸学会にも呼びかけ, 電気化学とフッ素化学の接点となる論文特集として企画いたしました.是非この機会に関連のご研究成果をオープンアクセス論文として, 奮ってご発表ください

この特集案内のpdfはこちら

・企画 電気化学会 Electrochemistry 編集委員会

・協賛 日本フッ素化学会・イオン液体研究会

  • キーワード
    電気化学反応によるフッ素材料の創製 (Creation of fluorine materials by electrochemical reaction)
    フッ素材料を用いた電気化学材料の合成(Synthesis of electrochemical materials using fluorine materials)
    電気化学をもちいた含フッ素物質の物性測定・解析(Characterization and analysis of properties of fluorine-containing chemicals via electrochemical methods)
    含フッ素複合アニオン材料とその活用 (Fluorine-containing mixed-anion materials and their utilization)
    フッ素系ポリマー・フッ素膜の合成およびそれを用いた電気化学プロセス(Synthesis and the electrochemical process for fluorine-based polymers and membranes)
    各フッ化物(ガラス・セラミックス・ダイヤモンド等)(Various fluorides; glass, ceramics, diamond etc.)
    フッ素系医工学材料(Fluorochemical materials for medical use)
  • 論文の種類
    英文による報文・コミュニケーション・ノート(技術報文を含む*)・総合論文
    *技術報文は近く予定されている投稿規程の改訂によりノートとの統合を検討しております投稿には現行の投稿規程と手引きを適用していただいても結構です
    編集委員会の依頼によるHeadline論文が企画されます
  • 総説については本会または本会専門委員会の推薦が必要ですので, 編集委員会までメールでお問い合わせ下さい
  • 投稿申込から掲載まで
    本誌のホームページ をご覧下さい.ORCID, Supporting Information, Abstract Graphicsのご活用も可能です

  • 論文掲載料(Article Processing Charge:APC)
    論文掲載料は 150,000円(消費税含・6ページ以内)です但し,  本会各種会員, 協賛学会員については, 論文掲載料の2/3の減額が適用され, 50,000(消費税含・同)となります詳細はこちらAPCに関する記載をご覧下さい.

 

・期  限

   投稿申込 2020年9月15日(火)
   こちらのURLに必要事項を記載の上, お申し込み下さい

投稿締切 2020年12月1日(火)
投稿の手引きを良く読み, こちらのURL から電子投稿して下さい.またその際に, 第65回論文特集号「フッ素化学・材料と電気化学」への投稿である旨ご指定下さい.

審  査 編集委員から依頼された2名の査読委員により査読され, その結果に基づき, 掲載の採否が決定されます.2020年3月以降,  査読の標準日数が10日となっていますので, 積極的なご投稿をお願いいたします.

入稿締切 2020年1月25日(月)
査読・APC決済確認済の原稿が入稿手続となります

早期掲載 論文の入稿後, 約2週間で早期公開が行われます.著者校正は早期公開手続と平行して行われるため,  早期公開版はAccepted ManuscriptまたはUncorrected Proofとなりますことを御了承下さい

掲  載 通常,  2021年3月5日発行のVol.89, No.2に掲載されますただし,  査読・修正の進捗によっては掲載が遅延することもありますので,  お早めにご投稿下さい

・問い合わせ先 メールのみで対応いたしますので御了承下さい

論文の投稿から掲載決定まで
Electrochemistry誌 編集委員会 ( ed.board-e[at]electrochem.jp )

掲載決定後の諸手続きについて

Electrochemistry誌 編集事務局 ( ed.apc-e[at]electrochem.jp)

*[at]は@に読み替えてください