電気化学誌の二次出版ガイドラインを作成いたしました

電気化学誌の二次出版に関するガイドライン(2023/4/1運用開始)

2022年12月26日

 

1)二次出版の定義

 掲載済み著作物(以後、著作物と記載)おいて下記要件2)のa)-d)を満たし、著作物のデータ及びその解釈を忠実に反映した原稿を再掲載論文と定義する。その再掲載論文の出版を二次出版と定義する。さらに、二次出版として再度掲載された原稿を二次出版物と定義する。二次出版は著作物とは異なる言語で出版され、学術的知見等をより広範囲に周知することを目的に実施される。その際、一定の条件を満たすことで、二重投稿とはみなされない。電気化学会 “電気化学”編集部では、下記要件2)のa)-)を満たす場合、二次出版物と認める。

 

2)二次出版を認める要件

a) 二次出版物は著作物とは異なる言語で掲載されること。
b) 二次出版物は著作物の掲載日から2週間以降に二次出版物として掲載されること。
c) 著作物及び二次出版物双方の編集責任者が、二次出版に関する合意を二次出版を予定する著作物の著者全員から確認すること。
d) 著作物の編集責任者と二次出版物のEditorial boardもしくは編集責任者の双方で、二次出版を予定する著作物毎に二次出版物として掲載の承認をすること。

 

3)二次出版として承認プロセス

a) 著者全員から、著作物のEditorial boardもしくは編集責任者に対し、二次出版の申し込み
b) 著作物のEditorial boardもしくは編集責任者にて審議及び了承
c) 著作物のEditorial boardもしくは編集責任者から、二次出版先のEditorial boardもしくは編集責任者へ、二次出版に関する連絡。 
d) 二次出版先のEditorial boardもしくは編集責任者にて審議及び了承
e) 著者全員から、二次出版先への原稿提出
f) 以後、二次出版先での査読審査

 

4) 二次出版物の扱い

a) 二次出版物には著作物の発行元 doi等を明記し、二次出版物であることを明記する。
b) 二次出版物の投稿及び掲載などの関係費用一切は、二次出版物の投稿規定などに従い、著作者が責任をもつ。