90周年記念講演・ポスターセッションの開催報告

本会の創立90周年事業活動の一つとして「90周年記念講演・ポスターセッション」が、6月28 ()に東京理科大学 神楽坂キャンパス 1号館17階記念講堂において開催されました。
90名を超える皆様にご参加いただき「カーボンニュートラルの現状と課題」-電気化学から観たカーボンニュートラル-をテーマに、以下の2つの講演が行われました。

【記念講演】

土谷 大(マッキンゼー・アンド・カンパニー)
「脱炭素に必要な技術と電気化学への期待」

安部 武志(京都大学 教授 本会副会長、電池技術委員会副委員長)
「カーボンニュートラルのための蓄電池」

また、午後からのポスターセッションは、企業と大学間の接点を広げ共同・委託研究となることを意図して会員に募集を行い、22件の応募がありました。セッションでは、具体的な研究内容、今後の展開・方向性などについて活発な意見交換が行われました。
なお、講演聴講いただいた方々と本会役員が審査を行い、研究内容の評価上位者3名を学会から表彰し、併せて研究助成金を支給しました。

【ポスターセッション表彰】

1位 「大気中CO2のその場資源化を目指したCO2資源化酵素の構造生物電気化学」(京都大学)
2位 「廃棄物のフォトリフォーミングによる水素製造」(東京大学)
3位 「革新的ナトリウムイオン電池ハードカーボン電極の開発」(東京理科大学)

【ご参照】

90周年記念講演とポスターセッション

 〔90周年事業実行委員会〕