「研究・開発のための電気化学測定」次世代電池開発に役立つ解析・評価技術

電気化学セミナー4

電気化学及び電池材料・技術に関係した研究・開発に取り組まれている方々を対象に、研究・開発に役立つ電気化学測定などの解析・評価技術に関するセミナーを開催します。 本セミナーは、次世代電池開発にフォーカスし、電極活物質の解析・評価から全固体電池の作製、開発のための解析・評価技術と最新分析評価技術のテーマからなるセミナーです。全講演終了後に、講演者参加の「質問・相談コーナー」を設けます。 多数の方々のご参加をお待ち申し上げます。

ご案内パンフレット
主催 電気化学会
協賛予定 日本化学会ほか
日時 11月6日(火)13:00-17:30
会場 東京理科大学森戸記念館 第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2

参加申し込み

下記のリンクよりお申し込みください。

プログラム
  1. 13:05-14:15
    リチウムインサーション材料の解析と評価の実際
    藪内 直明 横浜国立大学

    リチウム電池用の正極材料であるリチウムインサーション材料について、固体化学的な手法を用いた各種測定法を実際に適用した例を最新の研究成果を踏まえて紹介する。

  2. 14:15-15:25
    全固体電池の作製と解析・評価技術
    林 晃敏 大阪府立大学

    全固体電池の実現に向けて、電池構成部材の導電率や機械的特性の評価はもちろんのこと、汎用性に優れる液相法を利用した電極-電解質界面構築プロセスの開発が重要となる。電池を充放電させた際の電極層内で生じる構造・微細組織の変化は電池特性に直結するため、それらの評価手法の確立も望まれている。本発表では、全固体電池の界面構築手法が電池特性に与える影響について概説し、様々な分光法を用いた電極層内の構造解析や反応分布評価についても紹介する。

  3. 15:40-16:50
    全固体電池 設計・開発のための最新分析評価技術
    藤田 学 東レリサーチ

    全固体電池の本格的普及に向け、特性向上及び安全性、耐久性の確保など、様々な課題を解決する必要がある。現行の電解液系リチウムイオン電池とは異なり、固体電解質の材料物性値など、新たな評価技術への取り組みは今後重要になると考えられている。
    本講演では、全固体電池の設計・開発において、「材料」、「作製プロセス」、「安全性」に有効な最新の分析評価技術について事例も交え紹介する。

  4. 17:00-17:30
    質問・相談コーナー
定員

100名(定員になり次第締切)

申込締切日

10月23日(火)

参加費

個人会員8,000円,法人会員12,000円,非会員20,000円,学生会員3,000円,非会員学生7,000円

問合せ先

〒101-0065東京都千代田区西神田3-1-6
日本弘道会ビル7階 電気化学セミナー係
TEL:03-3234-4213
FAX:03-3234-3599
E-mail:ecsj@electrochem.jp

振込先

三菱UFJ銀行市ヶ谷支店(普)0939526電気化学会
(銀行振込の際も参加者の情報をFAX等にてご連絡願います)

その他

協賛学会会員は本会会員と同等の条件で参加可能です(備考に所属学会をご記入ください)